※7月2日(月)〜 9月7日(金)は、展示替え期間による休館となります


所蔵茶道具展 茶の湯と文芸 ―和歌に託した茶の心― 

2018年 9月8日(土)〜 12月2日(日)

 千利休の師であった武野紹鴎は「見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮」という藤原定家の和歌をもって茶道の理念としたといわれます。また利休は「春をのみ待つらん人に山里の 雪間の草の春を見せばや」と藤原家隆の和歌で侘び茶の心髄を示したとされ、和歌の引用によって静寂な余情の中に奥深い趣を感じます。
 時代が江戸に移り小堀遠州が茶の湯の指導者的役割を果たすようになると、「綺麗さび」といわれる洗練された美が茶の湯に求められるようになりました。その一例として茶入、茶碗などの銘を和歌から採用するという「歌銘」が好まれ、茶の湯と文芸がより密接になりました。

 今回の茶道具展では、細川幽斎、烏丸光広などによる懐紙や短冊などの掛物を中心に構成し、「春夏秋冬」や、「祝賀・神祇」、「歌枕(歌に詠み込まれる名所)」をテーマとしました。さらに歌銘のある茶入や茶碗、さらに和歌に詠み込まれた季の詞(ことば)にちなんだ銘や文様のある茶道具を取り合わせました。短冊などにしたためられた流麗な書体とともに、和歌文学と茶の湯に共通する風流な世界をご覧いただきたいと思います。
 
      
細川幽斎 筆 《短冊》 桃山時代

  
 牡丹花肖柏 筆 《懐紙》 室町時代時代 一休宗純 筆 《色紙》 室町時代前期  小堀宗中 筆 《懐紙》 江戸時代後期










  
          
薩摩茶入 銘 玉川 江戸時代前期 小堀権十郎政尹 筆 茶入添幅  金海洲浜茶碗 銘 白梅 朝鮮王朝時代


開館時間  
午前10時〜午後4時

休館日    
月曜日(祝日の場合は開館)・
祝日の翌日(11月24日は開館)
                   
入館料    
一般500円(400円) 中・高・大学生300円(200円)
*(  )内は20名以上の団体の割引料金
障がい者手帳をお持ちの方およびご同伴者1名は無料

後 援
     愛知県教育委員 名古屋市教育委員会 中日新聞社  

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